クラウドファンディングってやっぱり面白いコンセプトの製品がたくさんあるんだな。
Kickstarterにて、出ていた「MAKERphone」という製品についてご紹介します。
こちらの製品は、「MAKERphone」という名前の通りDIYするタイプの携帯電話で、マジで全部自分でやらないと行けない。
基板や半田など基本的な道具が存在するのですが、それらを自らの手でくみ上げ、コーディングなども行って、最終的に機能できるようにするタイプのモノです。
携帯電話として使えるようになるまでいくつかのスキルが必須となるキット製品です。
出来上がった携帯電話は、4Gの通信はもちろん、テキストメッセージも送れるモノとか?
今ではすっかりスマートフォンが流行りまくっている中に、なぜかそう言うタイプのモノが登場。
学習系DIYキット…と考えたらアリかも?
DIYする携帯電話キット「MAKERphone」
「MAKERphone」の説明によれば、自分でコーディングする携帯電話って感じになっている。カラーディスプレイがあるのでメディアプレイヤーやゲームとしての機能も装着できたりするとか。
つかえる言語で言うと、Arduino、Python、Scratchなんかが使える。逆に言うと、その知識が無いとこの携帯電話は機能できないのか?説明書的な物も有るらしいけど、最初はきっとちんぷんかんぷんで、スキル無い人が手に入れたら、枕を濡らす羽目になるだろう。
このキットを手に入れると、電子工作の基礎を学べ、携帯電話の仕組みを知り、半田付けスキルに磨きがかかるというものだ。そう言うモノをお呼びじゃない人はまったく不要のモノだけど、ギーカーならこの携帯電話がとても魅力的に感じるに違いない。
キットによると、基板、外側、ディスプレイ、バッテリー、各種ケーブルや色々な部品が入っている。さらには、基本的道具である電源やドライバー、半田やペンチやニッパーなどDIYするのに役立ってくれるアイテムがついている。
なんかお得感があるね。
んで、こういうのがついてKickstarterかかくで 89ドルなんだ。割とあり。
携帯電話の機能としては、4G回線に、テキストメッセージ(おそらくバイト的に英語のみ)、無駄に高音質なDACなんかが有るみたい。
が、分かってると思うが、日本の法律でおそらく国内だと利用不可能だろう。くやしー。
携帯電話に遊び心も
他人と違うモノが良い…ってギーカー達は、こぞってコレを作るに違いない。スマートフォンの機能は全くないけど、携帯電話として、いい音が出るDAC付きプレイヤーとして、こういう製品があるってのを知って欲しい。
うーん、電波法、さっさとなくならねーかなー。
コレ系で言うと、Googleが組み合わせてカスタマイズできる次世代スマートフォン計画「Project Ara」ってのもあったけどなくなったからねー。まぁ、これはスマホじゃないけど。
ちなみに、一番最初にScratchでコーディングしなきゃいけないんだけど、その作業は数分で終わるみたいだ。ってか、最初から書き込んどいてくれても良いのになーって思った。
でも作る楽しさ、遊び心っていつまでも大事だからね!MAKERphoneはそう言う人に向いていると思うよ!