LEGO(レゴ)を究極に活用するとメッチャスゴイモノが出来てしまう。
細かいパーツでカッコイイ造形物が作れるLEGO Technicシリーズのパーツを使い、ヨーロッパの自動車会社ブガッティの世界限定500台しか製造されていないブガッティ・シロンを作り上げる。
単にLEGOで車モデルを作り上げるのでは無く、1/1のフルサイズでなおかつ実際に走行可能なブガッティ・シロンを作り上げてしまったのだ。
パーツ数はおよそ、100万をこし、339種類のLEGO Technicパーツが使われている。
このプロジェクトを完成させるためにレゴビルダーの他に、設計、機械、電気の専門科、合計16名が13000時間以上もついやしたとか。そんな今後作られるか分からないものすごいLEGO作品が公開されている。
実際に走っている様子や、細かい写真なんかをご紹介したい。
LEGOで作ったブガッティ・シロン
思わず「LEGOやべえ」と言えてしまうレベルの造形物。これまで1/12サイズのミレニアムファルコン号で驚いていた自分にとっては、この1/1というフルサイズでのLEGOの再現にはかなり驚いた。
上記映像は、あくまでこの作られたヤツを「軽く」紹介した映像だ。次に紹介する映像を是非とも見て欲しいと思いこの記事を書き起こしている。
それにしても、実際に走行してしまうってスゴくね?その秘密が下記動画で見れる。
LEGOで作られたブガッティ・シロンのメイキング
もっとこの映像は評価された方が良いと思う。
今回のプロジェクト「ブガッティ・シロンをLEGOで作る、走らせる」の裏側がこの映像で語られている。
単に「車の形」にするだけだったら、そんなに難しくは無いと思う(素人目だ、ヤレと言われたらやれない)
今回の「走らせる」というのに、かなりこだわって作られているのがこの映像から分かる。ほぼLEGOで構成された車。エンジン部分やそれによって起きるであろう排熱問題などもかなり真剣に取り組んでいるのがこの映像から分かる。
コレに関わる全ての人が本気を出して作られた作品だ。
LEGOすげえ。
LEGOブガッティ・シロンの写真
ちゃんとテールランプもレゴだぜ。
この流曲線が素晴らしい。
値段を付けるとしたらいくらになるだろう。
ただ「走る」ってだけなんだけど、かなりスゴイ時間かかっている。
ハンドル部分もしっかりとLEGO。
ミラーは反射しない。
ちなみにコチラの男性。
元ルマンの勝者でブガッティの公式テストドライバーのアンディ・ウォレスさん。今回のLEGO Technicのテストドライバーに選ばれました。
だからLEGOはすごい
出来上がったのもスゴいけど、それに関わるエピソードや苦労を知るともっとスゴいなーっとえもえる。LEGOって可能性は無限大だし、それに関わることで起きる感情もステキだなーって思った。
今回のテスト走行は、ドイツ・ヴォルフスブルク郊外のEhra Lessienテスト・トラックで行われました。
さすがにコイツが道路を走るって言う未来はまだなさそうですが、いつの日か、LEOGが色々な製品の代わりになっちゃう日が来るかも知れないなーって思ったら、なんだか楽しそうじゃねーかな?