デトロイト生まれのアーティスト、Noah Deledda(ノア・デルデダ)による、とんでもないかっこいいアートを紹介。そのアートの元となっているのは、古いアルミの空き缶。手作業で凹凸をつけていき、アルミ缶をアーティスティックな彫刻に変貌させる。
まさか、アルミ缶がここまでデザイン性のある物体にリサイクルされるとは誰が予想できただろうか。魅力的な造形、統一の取れたデザイン。メチャクチャ素敵じゃん!!
アルミ缶の金属感と規則正しく並べられたパターン、それらがマッチしてスゴイ作品になっちゃった。
Noah Deleddaのアルミ缶アート
アルミ缶といえば、それぞれのブランドがそれぞれのデザインを印刷してその独自性があると思われていたが、Noah Deleddaさんは違う。アルミ缶のあの形自体をアーティスティックな彫刻にしてしまった。
そのどれもがオリジナル性の有る物で、規則正しく、パターン化されている。
美しい。
アルミ缶にそのような感情を抱くのはおかしいだろうか? いや、このアートならこの感想も納得できる
みるからに「スゴイ」と思わせるアート。凹凸の織りなす、パターンがこれほどまで素敵に魅力的に見えてしまうモノなのだ。
どうやって作ってるんだい?
コチラの影像で、アルミ缶からどうやってこのようなアートを作っているのかわかるようになっている。まずNoah Deleddaさんは、飲料の入っていたアルミ缶から周りを削って金属面を出すことから始める。これにより、光沢を作るのだ。
その後、指や爪、などNoah Deledda氏による技巧を経て、あの凹凸が作り出されていく。
そして出来上がったモノはガラス箱に収納されるのだ。
この周囲を囲うように、旨いことパターンを組み込むのに、一体どれぐらいの研究をしたのだろうか。試行錯誤、そしてテクニックの追求。そういったことをNoah Deleddaさんはやってのけたのだ。
ポートフォリオ、そして販売
Noah Deleddaさんのポートフォリオサイトでは、これらの作品を一覧で見ることが出来る。それぞれ、独自のパターンを持っていて、どれも魅力的だ。
そして、実はこの作品は売られている。
一番安くても2,000ドル(およそ21万円)で、パターンが細かいほど値段が上がっていくようだ。
パターンを回しテクニックを磨いた時間、そう考えれば安いのかも知れない。