形状に一目惚れする。
多少の既視感はあるものの、この大きさにゲームが詰め込めると思うととても魅力的に思う。
ハンドメイドでゲームのコンソールエミュレーターを作っている「LoveHultén」が、任天堂の珠玉のゲーム機「Game Boy Advance SP」っぽいゲーム機を作り上げた。
しかも、それはSNES, Megadrive, NES, GBAといったいくつかのゲームコンソールに対応したエミュレーターが入っているというのだ。
Game Boy Advance SPの用に折りたため、なおかつポケットにゲームを入れて持ち運べる。
コレはとってもステキなアイテムだなーと。
ハンドメイド ゲームエミュレーター Pixel Vision
LoveHulténは2006年ごろからこういったタイプのゲームコンソールを作り続けている。特徴として、全てハンドメイドで製作されていて、木製の製品が多い印象だ。
今回のようにコンパクトなモノや、レトロTVを思わせる形状のモノ、ブリーフケース型や、アーケードゲーム機並みに多きモノなど。とにかくゲームコンソールにおいて様々なモノを作っている。
それらには「エミュレーター」というものが組み込まれており、別のハード機でゲームのコンソール(スーファミとかゲームボーイとか)を動かせるというモノだ。
エミュレーターでゲームを楽しむには「ROM」というゲームデータが必要なのだが、その当たりは法律が大きく関わってくるので記載することは辞めておこう。自分で「吸い出し」も正直グレーなところもあるのでもし調べるなら自己責任でお願いしたい。
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さて、そんなLoveHulténが作り上げたPixel Vision。正式名称を「Pixel Vision Ver2.0」としていのは、2015年に同様のモデルに近いモノが作られていたからだ。
バージョン1とバージョン2の大きな違いは、その分厚さ。
クラウドファンディングに出ていたPixel Visionよりもより小型化されているのだ。
様々なアイテムが小型化されることにより、こういったハンドメイド製品にも影響が出てくる。より小型に、より魅力的なアイテムへと変貌した。
二つの異なるPixel Vision
Pixel Visionには二つの種類が存在する。
一つ目は、先ほどから紹介している「Game Boy Advance SP」ライクな形状をしたハンドメイドゲームエミュレーターだ。
枠が木製で作られており、折りたためるクラムシェル型が特徴。
外側はアメリカンウォルナットでつくられており、木の質感がなんとも言えない魅力を放っている。
コンパクトに持ち運べる魅力がある。
そしてもう一つのPixel Visionは、ストレートタイプのモノだ。ゲームボーイポケットを思わせる小さいタイプのエミュレーターって事だわ。
Pixel Visionの仕様
Pixel Visionとゲームボーイ達を比べてみると、画面が少し大きいなと思った。
Pixel Visionには、3.5インチのLCD(カラー)が組まれており、この大きさならSFCの小さな文字でも読み取れそう。
Pixel Visionのそれぞれのサイズは、クラムシェル型が90x70x26mmでストレートが90x130x14mmほど。ストレートタイプはiPhone Xより高さは低いが、横幅がちょっとあるぐらいと思ってもらえれば良い。
とても「ちょうど良い」大きさだなと。
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バッテリー駆動で1回の充電で大体5時間ほど動くらしい。ゲームをするには十分な時間だと言える。また、USBケーブルを挿しっぱなしならもちろんそのまま駆動も可能。
ゲームをポータブルに持ち運べるアイテムとしてPixel Visionはとっても魅力的だなと。
ただし、残念なことに、Pixel Visionはもう売り切れなのだ。
50組しか作られておらず、予約開始早々、SOLDアウト。
次回、コイツが出るときがあったら是非入手したい。