都会を海原に見立て、巨大な海洋生物たちと融合させたグラフィックアート作品「 #夜と魚(nightandfish)」シリーズを紹介します。「夜と魚」とは、都会の町並みに巨大な魚たち(魚介類)が漂っている異様なアート作品です。デザイン事務所AMIXの代表、トミナガハルキさんがシリーズとして行っているグラフィックアート作品なんです。
トミナガさんといえば、これまで数々のすごいグラフィックアートを手がけてきてましたが、「夜と魚」のようにシリーズ化されたアートは初めて見たかもしれません。
都会の夜に、もしも巨大な魚たちが浮いていたら…きっとこんな様子なんでしょう。
都会に漂う巨大な海洋生物達「夜と魚(nightandfish)」
空を見上げればそこには巨大な金魚が…。
いつしか街は生簀へと変わっていた。
まるで蒼伊宏海さんのパニック系漫画「渋谷金魚」を思わせるシーンですが、トミナガさんのは静かでそれが当たり前かのように思わせてくれる素敵さがあります。
街を行き交う人達。その合間をサメが泳いでいくシュールさ。
ガソリンスタンドのイルミネーションに引き寄せられた巨大な鯉。
新宿のビル街にはジンベエザメやシュモクザメが回遊している。
イカ「すみませんちょっと通ります」
この巨大な深海魚が夜を引き連れてくるのだろうか。
彼らにとって飲み屋街や商店街は安息の地。
雨の日ほど、楽しく泳いでいるようです。
日常と非現実の調和
「夜と魚」は、本来ならばありえない景色なのですが、こうやって作品としてあげられるとあたかもそういう世界があるかのようにも見えます。都会、すごいな、こんな巨大な生き物が浮遊しているのか。
トミナガハルキさんの「夜と魚(nightandfish)」は、専用のタグでTwitterなどで公開されているのでぜひ追っかけてみましょう。これをPhotoshopの練習で作ったってのが驚きエピソードですわ。
ちなみにこちらのタグでは、トミナガさんのアートに触発された人たちのアートもあるのでぜひご覧いただきたい。
また、トミナガさんのポートフォリオには、この記事には掲載していない「夜と魚(nightandfish)」や、これまでの作品が載せられているのでぜひとも御覧ください。
さらに言えば、トミナガさんのTwitterアカウントでは日々こういった制作したアートやデザインに関連した金言を発しているので、デザインに興味がある人はフォロー推薦です。