スゴイ…これは欲しくなっちゃうな…。
イングランドのバーミンガムで活動するイラストレーターArtologyさんによるリアルなイラストアートをご紹介したい。
今回紹介するArtologyさんのイラストアートは、日本では2018年4月27日に公開された映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にも登場したアイアン・スパイダーバージョンのスパイダーマンのイラストだ。
細身ながらも筋肉質、そしてなおかつアイアン・スパイダーの金属の光沢をイラストで表現している。
しかも、ハイパーリアリズムなスパイダーマンを「色鉛筆」を使って細かく表現してしまっている。その一つの作品が出来るタイムラプス映像が公開されているのだ。
リアルなスパイダーマンのイラストが描かれる様子を是非ご覧あれ。
アイアンスパイダーのイラストを色鉛筆で描く
こちらの映像はArtologyさんによるスパイダーマンのイラストができあがっていくタイムラプス映像。すでに動画のサムネイルの段階で、すごいスパイダーマンのイラストが見えているが、このスパイダーマンがタイムラプスでどうやって描かれていくか見れるのだ。
「色鉛筆」をかなり駆使して、ハイライトやシャドウなどの陰影、質感、そういったモノを表現できている。
「ボクの知っている色鉛筆じゃ無い」なんて言葉がどこかから聞こえてきそうなレベルのタッチなので必見。是非映像をご覧頂きたい。
どうやら先にスパイダーマンの下書きがしてあり、それに対して色鉛筆で色を塗っていくらしい。でもこの下書きイラストが描けるってだけでも個人的にはすげーなーって思ってしまう。
最初は目から塗っていく。この時点で、なんか目が光っているように見えるのはそう言う塗り方をしているからなんだろう。
そこから頭部に色をぬっていく。
いやいや、どうなってんねん。
なんでこう「テカっている」感が出せるんだろうか。いわゆる「ハイライト」や「シャドウ」が色鉛筆で表現されている。この時点でものすごい密度の色鉛筆の塗り方なんだろうな。
大分進んで、首がスパイダーマンの出来上がったところ。
もう、この首の上だけでもスゴいわ。質感がスゴイ。
金属質なぶぶん。めっちゃ金属感がある。
そしてあっという間に完成。
スパイダーマンのメッシュ部分もしっかりと色鉛筆で表現されていて、筋肉質な感じもしっかりと作られている。
そして出来上がったのがコチラ。
Artologyさんによれば、このアイアンスパイダー仕様のスパイダーマンのイラストが描かれるのに30時間を費やしたとか。いやいや、やはりあの細かい作業だ、それぐらいの時間がかかって当然なのかも知れない。
ちなみにArtologyさんが使っている色鉛筆は、プリズマカラーのプリミアシリーズと、ファーバーカステルのポリクロモス色鉛筆を使っているとこのこと。何かこだわりがあるのだろう。
スパイダーマンのイラストはEtsyで販売されている
実はこのスパイダーマンのイラストは、ハンドメイド製品を販売するWEBコミュニティEtsyにて実際に販売されているのだ。
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https://www.etsy.com/listing/615869276/iron-spider-drawing-a4-print-artology/
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ソレがコチラのページなのだが…値段を見てびっくり。
イラストの「コピー」をプリントしたモノなんだけど、それがなんと3,000円以下で手に入っちゃう…。ええんかいな。もうちょっと値段上げても言い気がする。でもやっぱり「印刷物」ってのと「版権モノ」ってのが関係するのだろうか?とにかくこのイラストが手に入るのなら割と興味があるな。
instagramが全部ヤバイ
ちなみにArtologyさんのInstagramアカウントでは、他にも様々なハイパーリアリズムなすごいイラストアート(しかも色鉛筆)が公開されている。
今回のアイアンスパイダー仕様のスパイダーマンのイラストに惹かれてしまった人、是非ともArtologyさんのInstagramアカウントにアクセスしてみるべきだ。きっと幸せになれる。