コレはスゴイ、コレはチャンスとして是非とも見当て欲しいな。
イタリア、フィレンツェにあるウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)とアメリカにあるインディアナ大学(Indiana University)が協力し古代の遺物や彫刻品を3Dで観覧可能になりました。
WEB上でサイト「The Uffizi Digitization Project」が新たに開設され、海外に旅行せずともそういった作品に触れることが出来ちゃうのだ。
このWEBサイトについてはインディアナ大学の副学長Fred H. Cateが2018年8月7日にウフィツィ美術館での式典で発表したとか。
現在、「The Uffizi Digitization Project」のWEBサイト内では、300以上モノデジタル彫刻やコレクションが観覧可能になっています。
The Uffizi Digitization Projectで彫刻品を見よう
このプロジェクト自体は2016年にウフィティ美術館で発表されました。そのときはインディアナ大学のマイケル・A・マクロビー会長とウフィツィ美術館のイー・イー・シュミット監督が共同で発表してました。
それがやっとこさ300以上スキャンされた状態でWEBサイトに一般公開されたという。スキャンされた彫刻品の中には、ウフィツィ美術館のギャラリーに展示されていないアート作品も存在するので、仮にウフィツィ美術館行きまくっているマニアであったとしてもみておくべきWEBサイトなのだ。
2016年の発表から2年はたっているが、実はまだ全てのスキャンを終えていないのだ。全て終えるにはおそらく2020年までかかるのでは無いかと思われる。
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- ウフィツィ美術館とは
- いちおうウフィツィ美術館について紹介させて欲しい。毎年150万人以上も井訪れる、イタリアで最も訪問されている美術館であるウフィツィ美術館。フィレンツェ中心部のシニョーリア広場に隣接しています。ウフィツィ美術館には、ボッティチェッリ、カラヴァッジョ、ダ・ヴィンチ、フラ・アンジェリコ、ミケランジェロ、ラファエル、ティツィアーノなどの世界でも有名なアート作品がいくつか展示されている。
メッチャ行きたい。
さて、ここで本題のWEBサイト「The Uffizi Digitization Project」についてご紹介。
The Uffizi Digitization Projectはこんな感じ
すでに記事トップにリンクが張ってあるのでそちらから見た人もいらっしゃるとお見ますが一応ご紹介させて頂きたい。
それぞれ見たい作品をクリックすると、専用のサイトに行けます。
例えばこちらの「Apollino」の作品を除くとこんな感じになっている。3D作品の再選ボタンを押せばデータが読み込まれ、3D作品をぐりぐり出来るのだ。(スマホはサイトを開いた時点で読み込まれます)
そして、作品のページでは3Dデータ以外、この作品の概要について書かれている。
例えば、タイトルはもちろん、いつぐらいの作品だとか作品の大きさだとか。残念ながら「Apollino」については、作者は不明だが、作者も誰か分かるようになっている。
また、データは結構ズームすることが出来、細かいディティールまで観覧可能。更に言えば、スマホだったらVRヘッドセットが使えるようだ。(ただし、iPhoneだと決定コマンド付きのデバイスがないと操作しづらい)
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仮に、です。
仮に美術品が興味なくても、コレを観れるって言うのはかなりのチャンスだと思って頂いてOKです。観て下さい。是非とも観た方が良いです。このWEBサイトが永遠に続くモノだと嬉しいのですが、いつか消えるかも知れないって言う点を感がえて観て置いた方が良い。
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今回はウフィツィ美術館でしたが、おそらく今後、さらなる展開をして色々な美術館もこう言う形で作品をWEBで公開していくかも知れません。そんなステキな未来が待っている。今はまだ序章です。
WEBサイト「The Uffizi Digitization Project」については、下記から行けますので是非どうぞ。
ガイドブックがあるとより楽しく観れる?