コレはとても美しい世界だ。
イスラエルの写真家でのVladimir Migutinさんは、赤外線写真(Infrared Photography)を主に撮影してる。赤外線写真で世界を見ると、真夏の景色でもまるで真冬に撮ったかのように葉の色が白くなりふしぎな写真を撮れるようになっている。
そんな赤外線写真をVladimir Migutinさんは、モスクワのチェルノブイリにある立ち入り禁止ゾーンで撮影してきたというのだ。
チェルノブイリと言えば、1986年に「チェルノブイリ原子力発電所事故」という世界で最大の原子力発電所事故としても名の知れているところ。その事故があった後、半径30km圏内の場所をチェルノブイリ立入禁止区域としているのも同時に有名だ。
そんなチェルノブイリをあえての赤外線写真で収めた作品。
とても美しく、とても見応え有る物だと約束しよう。
赤外線写真で撮られたチェルノブイリ
一度は人間が住んでいた場所と言うことも有り、なにかと人工物が存在する。しかしあのときからは誰も触れることがないまま放置された世界。それを赤外線写真で撮るとこのようなものになるのだ。
ほぼ人間が見ているモノとは全く違った雰囲気で映し出される赤外線写真。とても幻想的で、まるでファンタジー映画のような世界だ。
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ということで、Vladimir Migutinさんによるチェルノブイリでの赤外線写真の紹介を以上とする。Vladimir MigutinさんのInstagramでは、今回の写真を始め、いくつかの赤外線写真が公開されている。
赤外線写真に魅了された人は是非ともかれのアカウントに訪れることが良いだろう。