我々日本人が知っている折り紙とは違う次元を見せてもらった。ベトナム人アーティストのHoang Tien Quyet(ホアン・ティエン・キューエット)さんによる折り紙の可能性をご紹介します。
ベトナムの折り紙グループで折り続ける折り紙狂なホアンさん。彼の作る動物の折り紙は、なんだか今にも動き出しそうなほど生き生きとしています。上記写真はバッファローを1枚の紙から折り込んだとか。やばすぐません?とにかくこんな感じの作品を知っていただきたく、ホアンさんにコンタクトを取ってご紹介させていただく次第になりました。
能書きは置いておいて作品を見ていってほしいです。
折り紙の新たな時代
この凛々しい表情…これはライオンですね…。やばい。
どうやって折り込んだのか、全く想像がつかないユニコーンの胸像。
すごい「フカフカ」感のある羊の親子。
肌の質感までイメージされているのか、生々しい豚。
ペンギン。
馬。
ネズミ。
どれもこれも、古くから日本に伝わっている「折り紙」とはおそらく違った概念で折られています。折る…というか、ねじったり膨らませたり、いろいろな作業を駆使して形作っている…といったところですかね。紙からこんな物ができてしまうのは驚きです。
こういう折り紙…やってみたくないですか?ホアン・ティエン・キューエットさんはそういう事を考えてか、YouTubeでいくつかの折り紙TIPSを用意してくれていました。
折り紙の折り方
途中までは「普通の折り紙だなー」と思っていたのですが、急に謎の技が入り、だんだん膨らませていきます。耳とか鼻ってああやって作っていくんですね。
前半までは「あー、これは簡単そう」だったのですが、急激にレベルが上って…。
いや、でもこれは手に入れたいネタです。
こちらはストップモーションで作り方を紹介しているやつ。2種類の折り紙を使って狐を表現。
新しい折り紙の世界
今回紹介したのは、あくまでホアン・ティエン・キューエットさんの作品のほんの一部です。彼の他の作品を見たい人は、ぜひとも各SNSやWEBサイトに訪れてほしいです。
折り紙の新たな概念を手に入れに。
HOANG TIEN QUYET 、 H.T.Quyet Origami 、 Hoàng Tiến Quyết(@htquyet) 、 HTQuyet Origami - YouTube