『ライトニングペイント』と言うアートのジャンルをご存知だろうか?カメラの長時間露光機能を使って、そのシャッターを切っている間に色々な光を与えて、「光で色々と描く」ことでアートとする物だ。
カメラの設定を長時間露光で撮影するだけなので、割と誰でも簡単にチャレンジできるジャンルだったりする。
そんな『ライトニングペイント』のプロであるフィンランドのアーティストHannu Huhtamoさんが行うアートがかなりスゴイ。1枚の写真の中に、この世の物とは思えないほど美しい光で作られた花が登場している。
しかも、どうやらPhotoshopをいっさい使ってないとか!?すごいぞそれ!!
ライトニングペイントのプロ、Hannu Huhtamo
多重露光を使って作られた光の花。そのどれもが美しく、写真の世界に咲いている。ライトの色によって、周りが照らされているのもなんだか美しい。
さて、いったいこの写真をどうやって作ったのだろうか?Great Big StoryのYouTubeチャンネルにて、Hannu Huhtamoさんがこれらの作品を作るために行っている手法なんかがわかる。
Hannu Huhtamoさんによるライトペインティング
基本的にHannu Huhtamoさんは懐中電灯やその他ツールで絵を描いている。カメラの多重露光の間、それらの光で描いているのだ。流れるように光が描かれているのは、弱めの光を点灯させ続けているということだ。
なるほど、これはライトペインティングの参考になる。多重露光なので、暗闇で撮影したにも関わらず最終的にでき上がった物は割と明るい写真になっている。
これをPhotoshop無しで、カメラの機能だけで仕上げているのが本当に素晴らしい事だ。
さて、今回ご紹介したHannu Huhtamoさんの作品以外にも、モチロン様々なライトペインティングがWEB上で公開されている。コレ系のアート作品が好きなら、きっとHannu Huhtamoさんの世界に惚れてしまうだろう。
下記はHannu Huhtamoさん関連のリンクです。興味があれば、ぜひそれらを覗いて行きましょう!