どうも!「キセノンテンター」です。
いきなりですが、僕ら世代の冬の風物詩といえば、1990年公開の傑作コメディ映画『ホーム・アローン』に異論はないですよね? あのケビン・マカリスターが仕掛けるトラップの緻密さと、泥棒が食らう物理法則無視の痛々しさ!もう最高でした。
あの主人公ケビンを演じたマコーレー・カルキン、最近またヤバい仕事をしていますよ。
特に、2018年のCMはマジで衝撃だった。GoogleアシスタントのCMで、大人になったケビンとして、あの伝説の泥棒撃退事件をほぼほぼ再現しちゃったんですよ!「ヘイ、Google、オペレーション・ケビン発動!」とか言って、家のロックや照明、暖房までスマートデバイスでコントロールする。28年の時を経て、アナログな「恐怖の館」が「ハイテク要塞」に進化してるわけ。マニアとしては、この進化にゾクゾクしましたね!
そして、今回また新たなCMを発見したんですが、これがまた深い。
ケビンの新しい敵は「転倒」と「孤独」だった!
今回ご紹介するのは、高齢者向け在宅介護サービス「Home Instead」のキャンペーン「Home But Not Alone」のCMです。
ヤバいですよ、これ。大人になったケビンが、今度は泥棒じゃなくて、高齢の母親(ケイト)の安全対策に本気を出してる。
CM冒頭で広げる手書きのマップ。そこに書き込まれているのは、「カーペットを固定して転倒防止」とか「階段昇降機を設置して母の移動を楽にする」とか。泥棒対策のトラップ設計図じゃなくて、高齢者の家内安全対策マニュアルになっているところが、僕らの世代には突き刺さるわけです。

電話で彼は言うんですよ。
「ただ、ママが一人でいるのが心配なんだ、わかるだろ?もし転んだらとか、雪で閉じ込められたらどうする?あのサウスベイのショベル殺人鬼だって結局捕まってないし」
35年経っても「ショベル殺人鬼」のトラウマを抱えつつ、現実の高齢化問題に直面しているケビン。このリアリティ、マジで「ホーム・アローン」の続編として見れるレベルですよ。
「家族への思いは複雑なものだから」— マーリ爺の孫娘、再び登場!

そして、このCMの最も重要なギミック!
雪かきをするケビンの前に現れるのは、映画でケビンを助けたマーリー老人の孫娘なんです。役者名(俳優名)こそ公開されていませんが、彼女の存在が、このCMの核となるメッセージを運びます。

彼女がケビンにそっとアドバイスする言葉が、もうグッとくるんですよ。
「少し手伝ってもらうよう、話してみたことはある?」
そして、かつてマーリー老人がケビンに言った名セリフをなぞるんです。
「一番怖いのは会話を始めること。始めてしまえば、少なくとも状況がわかるし、心配し続けなくて済む。簡単じゃないけれど、家族への思いは複雑なものだから」
これですよ!映画のオマージュに興奮する一方で、この「家族との難しい会話」という、現実の最も厄介なトラップに直面しているわけです。
会話という名の「初期設定(セットアップ)」を支援するツール
この「Home Instead」は、ただの介護サービスじゃない。「会話を始めること」が一番の難関だと分かっているから、特設サイトで無料ツール「What's Next Toolkit」を提供しているんですよ。
これがまた、まるで親の老後プランの「初期設定マニュアル」みたいで、なかなか面白い。
- 健康
- 財政
- 運転
- 生活の選択(どこで暮らすか)
といった、デリケートでマニアックなテーマごとに、どう会話を切り出せばいいかのガイダンスが詰まってる。専門的な内容を、分かりやすくナビゲートしてくれるこのツール、かなり「使える」と思われ!
結論:ケビンが教えてくれた、現代の「生き残り術」
『ホーム・アローン』は、一人の少年が知恵とガッツで危機を乗り越える話でした。でも、大人になったケビンが直面する親の介護問題は、一人では解決できない。
このCMは、僕らに対し、「親のホーム・アローン状態(孤独や危険)を防ぐために、勇気を出して会話という名の最初のトラップを解除しろ!」と強烈にメッセージを送っているわけです。
マコーレー・カルキン、あんたはやっぱり最高だぜ!
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